私は沖縄の人間ですが、沖縄に『塩川』という天然記念物があることをつい最近知りました。
北部をドライブし、那覇へ向かう帰り道で、
『塩川 天然記念物』と道路の上に表示に出ていたので、初めて聞いたぞ!?と思い、入ってみることにしました。
北部から那覇向きへ走ると、左側にあります。
撮った写真をアップしていますのでどうぞご覧ください。
沖縄の天然記念物『塩川』とは

塩川は、1972年5月15日に、国の天然記念物に指定されています。
場所は、沖縄県国頭郡本部町字崎本部塩川原。
長さ300メートル、幅は4メートルほどの小さな河川。
塩分濃度が高い河川は、沖縄にあるこの『塩川』が日本国内で1つだけ!
『塩川』に入る手前の看板には、
塩分濃度の高い河川として、天然記念物に指定されているのは、世界で2つ。
沖縄とプエルトリコだけだと記載されていました。
とても貴重な河川ですね!
湧水から塩分がでることは、非常に珍しいことなのだそうです。
私は、恥ずかしながらこのことを初めて知りました。
なぜこのような現象が起こるのかという説はありますが、
確定的なことは明らかになっていないようです。
いや〜不思議ですね〜。
沖縄の天然記念物『塩川』はどんなところ?
『塩川』、その場所に入ると、小川のせせらぎが聞こえてきます。

塩川周辺は、緑だけでなく、オカヤドカリがあちらこちらで歩いている姿も見られます。

耳を澄ませば、オカヤドカリの足音、同士の殻を擦り合う音が、
[カラッ、カラッ」と聴こえてくるような静けさです。

私はこんなにたくさんのオカヤドカリを見たのは初めてです(^^)!

なんとなく地味〜な感じの場所ですが、
静かで、自然溢れる、とても癒される場所です。
是非、行かれてみてください♪
沖縄の天然記念物『塩川』のまとめ
今や沖縄は、知らない人はいないほど多くの観光客が訪れる島となりました。
美ら海水族館などの誰もが訪れる観光地も素敵ですが、
地元の人にも意外に知られていない『塩川』などの穴場スポットに行くのもおすすめですよ。
なんせ国に指定されている天然記念物ですからね!
行かなきゃ損じゃないですか!?
ぜひ行かれてみて、こんな素敵な場所があることを広めて下さい♪
観光地の沖縄は以前よりも増して、どんどん開発が進んでいます。
自然の多い沖縄の北部も山や海などに、ブルトーザーが入り工事をされています。
道路などが整備され、交通が便利になり嬉しい一方で、
悲しさ、虚しさも残ります。
地元の人間としてどうか沖縄の自然がどんどん奪われることがないように祈りながら、この記事を書き終えたいと思います。
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